発表直後から話題になっていた MacBook Air 2018年モデルのCPU。
その型番は今でもまだ採用例のない「Core i5-8210Y」です。
この Core i5-8210Y は、インテルの Amber Lake世代のCPUになります。8000番代で第8世代のCPUでもありますので、決して古いCPUではありません。
では、この Core i5-8210Y の特徴ですが、簡単に紹介すると次のようになります。
Core i5-8210Y の特徴
- 製造プロセス:14nm
- TDP:7W
- ベース クロック:1.6 GHz
- ターボ・ブースト時:3.6 GHz
新しいCPUではありますが、超低電力版ということもあり、 Core i7-8565U などのUプロセッサと比較するとスペックは低くなります。
動画編集などサクサクこなしたいという方には、おすすめできないということになります。
ではその他のMacと比べて、MacBook Air 2018年モデルのスペックはどうでしょうか?
各Macのベンチマーク結果は次の用になります。
MacBook Air 2018年モデルのベンチマーク結果
下の表は、GeekBench4のベンチマークスコアです。
特にマルチコアは、MacBook proと比較するとかなり低いですが、従来の MacBook Air からは少しだけ性能アップしています。以前のMacBook Airを使っている方はそろそろガタが来ていると思いますので、この機会に買い換えるとういうのも良いと思います。
|
MacBook Air (2018) |
MacBook (2017) |
MacBook pro (2018) |
MacBook Air (2015) |
シングルコア |
4248 |
3527 |
4523 |
3335 |
マルチコア |
7828 |
6654 |
16606 |
6119 |
Amber Lake 世代のCPUです。このAmber Lake 世代には、
- Core m3-8100Y
- Core i5-8200Y
- Core i7-8500Y
もあります。
しかし上記3つのCPUはTDPが5Wなのに対し、Core i5-8210Y は7Wとなっています。
世代が同じ場合、TDPの値が大きいほど、処理速度は高くなります。
しかも、MacBookの場合、ファンレスで動作させているのに対し、MacBook Air 2018年モデル
ファンで冷却しながら使用しています。
そのため、もともと処理速度が高めの7Wであることと合わせて、Macbookよりは快適に使えるようになっています。
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